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平田恵子の  ABC南風Vol. 23 Wartel（ワルテル＝電話屋） |
レンタル衣装｜通訳・翻訳｜旅行｜武道｜インドネシア語検定
何年か前のバリで。"Aku harus rekonfirmasi tiketku.(そろそろ、帰国便のリコンファームを入れなくちゃ)"。宿から何度かガルーダ航空に電話したのだが、つねに話中。最後に1回と思ってかけた電話は、つながりはしたものの、テープ案内で「この番号は混んでいるので、次のナンバーへ」ということだった。16桁くらいの数字を必死でメモして、またかけ直したが、やっぱりNG。「町で、公衆電話からでもかけておこう」と気を改めて、外出した。
最初の公衆電話は、故障中。次のは、カード式で私はカードを持っていなかった。そんなことが何度かあり、土産物屋のとなりの電話屋wartelに入った。店番のにいちゃんは、奥のタイル床にへそを出して寝ていたが、「電話したいんだけど」と起きてもらった。しかし、これまた、何度試みても"sedang berbicara（お話し中）"のブーブーサインのまま。「いったいウブドの電話はどうなっているの。私は、今日金曜中に、リコンファームしなくてはたいへんなことになるのに！」つい私は、にいちゃんに噛み付いてしまった。
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バリでも、他でもwartelと書かれた看板を見ることがあるが、これは私設の電話屋さん。個室に備え付けの電話があり、直接ダイヤルして、通話後にレジで明細のレシートを受け取り通話代を支払うシステム。小銭やカードがないとき、遠距離、国際電話には便利。 バリ島内にかけるときは、0361のエリア番号は必要ない。携帯にかけるときは081から始まる長い番号を全部かける。 |
「間違い電話で、通じても電話代払わないよ」と内心思ったものの、オフィスに電話は通じて、私はリコンファームを無事に終えることができた。この店だけでなく、秘境タナトラジャでも驚いたのだが、電話屋さんに勤めている人は、数字に強くて、彼のように番号を一瞬で覚えたり、町じゅうのホテルや主要施設の電話番号を全部覚えている人がわりといたりする。以外なシーンで、驚きの多いバリなのである。
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キレイになるバリ絵本 SEXY BALI 入門 彩流社 １９００円
長年のバリ通いから確信に至った、女性がキレイになるポイントをあれこれ。構成は、島の女のキレイの基本、リゾート女のセクシーの秘密、バリ名所で感動力アップ他。バリらしい絵と体験エピゾードでまとめています。
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平田恵子さんの詳しいプロフィールについてはこちら♪
>>>http://www9.ocn.ne.jp/~sexybali/index.html
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