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昔、あるパーティで、「これ、おいしいのよ、うふふ」、「美人は、みんな毎日食べてるよ」とか言われ、小指の半分くらいの青唐辛子を食べたときことだった。ああ思い出すだけでも、いい大人の女があんな悲惨な姿を他人の前でさらしたことにと、あの激辛ぐあいに、涙が盛り上がってくるほどだ。
唐辛子は、Lombok(ロンボック=バリ島の隣のロンボック島は唐辛子栽培が盛ん)、Cabe (チャベ)、Cabai (チャバイ)とも呼ばれる。スパイシーなインドネシア料理に欠かすことのできない調味料で、色、カタチ、大きさ、辛さの違ういろいろな種類がある。そのまま料理に加えたり、サンバル(唐辛子メインのスパイスミックスペースト調味料)を作ったり、生をかじったり。大きくて赤いのはまったく見かけ倒しだが、熟する前の緑小僧cabai rawitだけは、日本人の舌には極刑の辛さである。 さて。バリの市場で、ざるに山盛りになったあの唐辛子にカメラを向けていたら、おばちゃんが言った「おいしいよ。それ」。”Bohong!(うそ!)” 思わず叫ぶや、おばちゃんも買い物客も吹き出した。そう、人間は、学習する動物なのだ。ちなみに「辛い」はpedas (プダス)、「熱い、暑い」はpanas(パナス)、「満足」はpuas(プアス)という。 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 平田恵子さんの詳しいプロフィールについてはこちら♪ >>>http://www9.ocn.ne.jp/~sexybali/index.html ■平田恵子さんのコラムは毎月数回発行のINJメールマガジン(INJメルマガ)にてご購読いただけます。購読ご希望の方は、住所、氏名(フリガナ)、電話番号、メールアドレスをinfo@injcc.comまでご連絡ください。登録完了後に発行されたINJメルマガからご購読いただけます。 |