ABIS INDONESIA!
MAYUMIの★だって、インドネシアなんだもの★


No.17 Ke Berastagi(ブラスタギへ)



■MAYUMIのコラム
ひきつづき2010年インドネシア旅行の第5弾です。

メダンで2泊したあとはブラスタギに向かいます。前々回のコラムで書いたように、ブラスタギへはバスで行こうと思ってたのですが、出発前夜になっても手段が決まりませんでした。友人の弟家族も遊びに来て、どうやってブラスタギへ行くか夜遅くまでミニ家族会議を開くまでになりました。会議の結果、レンタカー(+運転手)を借りる、タクシーを使う、のどちらかになりました。友人達にとってはタクシーやレンタカーでブラスタギまで行くのはとてもお金がかかるから、もっと安い方法はないかと探してくれていたようでした。そのため家族会議が長々と続いていたのでした。バスの選択肢については、ローカルバスは赤ちゃん連れだから止めたほうがいいといわれ、観光客向けのバスはあるのかどうか分からずじまいでした(だからメダン観光のついでに旅行代理店に寄って情報を得たかったのだが・・・)。

最終的にタクシーをチャーターすることになり、出発の朝、友達の夫が電話で交渉し30万ルピア(約3千円)でブラスタギまで行くことになりました。確かに30万ルピアは高いけれど、今回は赤ちゃん連れなので快適さと安全性を優先しました。


ブラスタギのメインストリート。
すすけた感じの通りが500メートル続いてます。

メダンからブラスタギへは車で2時間ほど。メダンから南に約70キロ下ったところです。日本人にはあまりなじみのない町ですが、オランダ植民地時代に避暑地として開発された町のようです。避暑地? そうです、ブラスタギはとても涼しいのです。二つの火山に挟まれた高原地帯で朝晩は寒いくらいで(閉め切ったホテルの部屋で長袖シャツでも肌寒い)、昼間も涼しくて快適です。メダンでは蒸し風呂のような部屋で寝苦しい夜を二晩すごしたのですが、こちらにきてからは熟睡できました。


メインストリートにある市場。
日用品が充実してました。



キャベツの像。みたまんまキャベツです。
ちなみにメインストリートの反対の端にも
別の像が建ってますが、そちらは野菜ではありません。


ブラスタギの町自体はとても小さく、メインストリートは500メートルくらいで、この500メートルが町の中心地です。この中心地をでるとすぐに農村風景になってしまいます。町の中に観光スポットはなく、周辺の山をトレッキングしたり、郊外の観光スポットをまわるための起点となる町です。こんな小さな町になぜわざわざ足を伸ばしたのかというと、留学時代にメダン、トバ湖へは行けたけど、その中間地点にあるブラスタギには事情があって寄れなかったからです。次回、機会があれば行ってみたい、というその思いだけで家族を巻き込みやってきました。

そうはいいつつも、それほど大きな期待もなくやってきたブラスタギですが、こじんまりとしたところや、外国人観光客がほとんどおらず、普通の町を歩いている感じがとても気に入りました(メダンなどからのローカルの観光客は多いです)。そして、一番気に入ったのはキャベツの像です。ええ、野菜のキャベツです。メインストリートの一端のロータリーの真ん中にどでかいキャベツの像がありました。なぜ、キャベツなのか。不思議でたまりませんね。このあと何回かに分けてブラスタギとその周辺の紹介をしていきます。キャベツの謎も解けるでしょうか。


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