入国審査でびっくりしたのは、両手の全部の指の指紋と顔写真を撮られたこと。2008年の旅行の時はジャカルタから入国しましたが、そんなことをした記憶はありません。この2年の間にセキュリティーが厳しくなったのでしょうか。そういえば2004年に留学し始めたばかりの頃に手続きで訪れた警察署で両手の指にインクをベットリつけて指紋をとられたことを思い出しました。今回は、機械だったのであれから比べるとずいぶんと技術が進歩しています。そして不思議だったのが私は両手の指紋と顔写真までとられたのに、夫は片手のみの指紋で写真も取られなかったこと。私は要注意人物だと思われたんでしょうか。
さて、入国審査も終わり、荷物を受け取ろうとすると、なんと日本から持ってきたベビーカーが見つかりません。近くにいたスタッフに荷物の引換券みたいなのを見せて尋ねても、その券を受け取り「まだ届いてないからまた明日来て」と言われるだけ。「まだ届いてないってどういうことー!? 明日来いって言われてもどこに行けばいいの? だいたい、その券おじさんが持ってっちゃったらベビーカーが私の荷物だってどうやって証明するのよ!」 いいかげんな対応に、私のインドネシアモードのスイッチが入りました。その引換券をおじさんから奪い返し、今日受け取れないと困るとしつこくアピール。するとようやくすぐ近くの事務室へ案内してくれました。その部屋が荷物の遅延を担当するところでした。(最初からすぐにその部屋に案内してくれればいいのにね)
そこで、ベビーカーがシンガポールで積み忘れられ、明日の朝の便で届くことが知らされました。いろいろと書類を書き、パスポートのコピーを取られ、補償金として30万ルピア(約3,000円)もらいました。
なんとか一件落着。到着してそうそうトラブルとは先が思いやられます。空港に着いてから1時間以上たって夜の9時半に空港の外へ出ることができました。ずっと出口で待っていてくれた留学時代の友達とようやく2年ぶりの再会を果たせました。
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メダンのポロニア空港。
荷物のターンテーブルのすぐうしろが出口です。
到着した日はちょうどクリスマスでした。
フロアのすみっこにクリスマスツリーがありました。 |