KEIKOのとにかくインドネシア!
Pokoknya Indonesia!
Vol.21 ジャカルタ闘病記★BAB1 KEIKO敵に侵入されるの巻






みなさまこんにちは。INJ インドネシア語講師KEIKOです(^―^)ノ“。今年は例年よりもちょっぴり早い桜前線でしたね。みなさまはお花見を楽しまれましたか?KEIKOはなんやかんやでゆっくりお花見に行けなかったので、INJへ向かう途中にある神社に立ち寄り、一人夜桜を満喫しました。(べ、別に寂しくなんかないやいっ ・゚・(ノД`)・゚・)

さて。2号続けてインドネシアで愛されている「日本語」についてご紹介しましたが、今回は聞くも涙、語るも涙o(;△;)o。KEIKOの悔やんでも悔やみきれない失敗談というか、「私の年末年始を返して〜。・°°・(>_<)・°°・。」体験についてご紹介します(≧ε≦)ノ。


 ジョグジャカルタのホテルのクリスマスツリーの前で。まだ元気いっぱいのKEIKOです(笑)




ジョグジャカルタのメインストリート
「マリオボロ通り」KEIKOはこの通りを滞在中
何度も行き来します。。
そう。今思えば、年末のインドネシアへの里帰りのためのまとまった休暇を取得するために、相当ムリをしていました。寝不足、疲労困憊、体力減少・・・コンディションとしては最悪の状態でココロの恋人Sheila on 7のいるジョグジャカルタへ向かったのです。

最低限のケアを心がけてさえ入れば、平和で楽しいインドネシアライフo(^o^o)(o^o^)o。その最低限のケアの一つであり最も重要なのが「健康管理」。日本ほど衛星管理が徹底されていないインドネシアでは、その時のわずかな体調の変化が思わぬ病を引き起こすことがあります。友達と同じ生活をして同じものを食べていても、なぜか自分だけおなかを壊してしまったなどということはよくあること。それをよ〜くわかっているKEIKOは、今回は明らかに体調が悪いから最初から飛ばさないで2、3日はのんびりしていなきゃ・・・と自分に言い聞かせていたのです。そのハズなのに、それなのに・・・。そんなことを覚えていたのは到着したその日の夜まで。翌朝朝食にジョグジャカルタの名物料理「Gedug」を食べ、愛すべきジャワ人と会話をしたらテンションは一気に上昇〜(^∇^〜)(〜^∇^)〜。

「2、3日はのんびり?そんなこと言ってたっけ?○o。.(-。-)y-~~」状態。だって、だって、1年ぶりのインドネシアですよ!ジョグジャカルタですよ!おとなしくなんてしてられないじゃないですか〜。と、初日から飛ばしちゃったわけです。Bego banget(ほんとにほんとにおバカさん)なKEIKO・・・。生徒さんには「インドネシアでは健康管理に十分注意して!」と口がすっぱくなるほど言っているのに、自分のこととなるとダメですねぇC= (-。- ) フゥッ。などと後悔しても時既に遅し。そりゃそうよね。後から悔やむから「後悔」なんですものね。「後悔先に立たず」とはよくできた言葉ですこと○o。.(-。-)y-~~。などと自嘲気味に言ってみてもKEIKOの年末年始は戻ってこない・・・ ・゚・(ノД`)・゚・と、このままでは永遠に続きそうな愚痴はこのくらいにして、そろそろKEIKOの身に何が起こったかをお話しましょう。
この年末のために新調した水着を着て(ジャワ島では成人した女性が水着姿を人前にさらす習慣がないため、結局水着の上に更紗をまとっていましたが(笑))朝からプールで優雅に漫画を読み、夜中まではしゃぎまくり、毎年恒例となった大好きなSheila on 7の事務所を訪ねKEIKOのテンションも最高潮!!

うきうきと足取りも軽くジョグジャカルタの街をぶらぶらしながらWarung(屋台)でGedugを食べ、Bakso(肉団子入りスープ)を食べ、ayam goreng(鳥のから揚げ)を食べ、ダンキンドーナツを食べ(食べてばっかりかいっ(笑))、更に更にドリアンが大好物のKEIKOは、ジョグジャカルタへ滞在していた数日がとてもとても暑かったこともあり、Es Durian(ドリアン入りカキ氷)を食べまくり。

インドネシアでのメインイベントの一つはやはり「食」。うだるような暑さの中、冷たくて激甘なTeh botol(砂糖たっぷりのアイスジャスミンティ)と一緒に食べるインドネシア料理は格別(o^-^o) 今思うと、いつもよりwarungやkafe(カフェ)に立ち寄る回数が多かったのは、疲れたよぉ〜一服してよぉ〜ヾ(`ε´)ノヾという体からのSOSだったのでしょう。そしてそして、一番うかつだったのは、ジョグジャカルタ最終日に食べたEs durianで「あれ?もしかして痛んでる?」と違和感があったものを飲み込んでしまったこと。

KEIKOが決めているインドネシアでの鉄則の一つに「どんなにお行儀が悪くても、これは痛んでるかもと感じた食べ物は飲み込まずに、そっとティッシュに出して捨てる!!」があります。ホントに痛んでいた場合、飲み込んでしまうと地獄の苦しみが待っているからです。(どんな地獄かはご想像のとおり。そしてこの後、KEIKO自身が再びその地獄を体験することになるのですが・・・)日本での生活が長くなり、そのあたりのカンが鈍くなっていたこともあるのでしょう。まぁ、いっか、と飲み込んじゃったのです。ハイテンションとはいと恐ろしや(笑)。何度思い返しても、敵のmata-mata(スパイ)の体内への侵入を許してしまったのはまさにこの時に違いないのです。KEIKOが悪いんじゃないやいっ。敵が見事だったんだいっ。ヾ(`ε´)ノヾ(いえ、明らかにKEIKOの注意不足です(笑))



歩道の両サイドは露天商でいっぱい。アクセサリー、衣類、食品か
ら民芸品まで様々なものが売られています。定価はないので全て価格交渉が必
要。これが至難の業(笑)


両サイドの露天商で埋め尽くされているため歩道はいつも大混
雑。途中で引き返すのは大変です。

Es durian(ドリアン入りカキ氷)。ドリアンの果実の上にカキ氷(日本のカキ氷ほど目がこまかくないので、どちらかというと氷クラッシュ?)がのっかっており、チョコレートソースがかかっています。スプーンにのっかっているのがドリアンの果実。とってもおいしかったんですよー。よもやここにmata-mata(スパイ)が潜んでいようとは・・・(笑)


食べ終わった後のドリアンの種。種は結構大きめ。この種の周りに柔らかくてクリーミーな果実がついています。Baunya tajam(においは強烈)ですがKEIKOは大好物♪(笑)


幸せな時を過ごしたジョグジャカルタを出発し、ココロの故郷ジャカルタ入りした夜からKEIKOの体が徐々に悲鳴をあげはじめました。なんとこの食いしん坊万歳なKEIKOとは全く縁のなかった「食欲がない」という悲劇から始まったのです。ちょいと私の胃袋よ。食べたくないってどういうこと?ヾ(`ε´)ノヾこのジャカルタではいろいろ食べたいものがたくさんあるし、食事デートの約束もあるのに困るじゃないの!ヽ(`Д´)ノと怒ってみるものの、食べ物を見ると「いらないって言ってるだろーがー(ノ`△´)ノ」とちゃぶ台をひっくり返す勢いでイヤイヤをする胃袋。胃袋も必死で侵入者と戦っていたとは露知らず、そんな胃袋に宣戦布告(笑)し、とりあえず絶対食べようと思っていた飲茶にトライ。

こういう時って腹だたしいことに舌まで胃袋の見方するんですよね。「胃袋が嫌がってるんだからさぁ。ムリに食べなくていーじゃん(¬_¬)」と言わんばかりにKEIKOから味覚を奪ってしまいます。全く味がない。おいしくない。大好きな小籠包が、大根もちが、えびのマヨネーズ揚げが(結構食べてますね(笑))全然おいしくない。ひどい、ひどすぎるo(;△;)o。がっくりとうな垂れて店を出た直後、異変が!トイレに駆け込み・・・(ここからは自粛させていただきます(笑))。

わずかな抵抗もむなしく、食した飲茶たちは胃袋からの反撃に屈し、腸と出会うこともなくあっさりと逃げていきました。胃袋からの第二の反撃におびえながら這うようにしてホテルへ戻り、ベッドに横になったが最後、そこから悪夢の1週間が始まったのです!!
KEIKOの運命やいかに!Bersambung... (次回へ続く)

>>THIS PAGE TOP    >>POKOKNYA INDONESIA