KEIKOのとにかくインドネシア!
Pokoknya Indonesia!

Vol. 16 <号外>インドネシア独立記念祭
BANGKIT INDONESIAKU!の巻





 みなさまこんにちは。INJ インドネシア語講師KEIKOです(^―^)ノ“。いやぁ、残暑が厳しいですねぇ。ちょっと涼しい日があると思うと翌日また猛暑。あー夏になるとインドネシアに帰りたい〜と心底思うKEIKOです。
 インドネシアには帰れませんでしたが雰囲気を味わう機会がありました!今回は号外として、先日目黒のバライインドネシア(東京インドネシア共和国学校)で行われたインドネシア独立記念日イベント「BANGKIT INDONESIAKU! 〜インドネシア独立記念祭〜」報告をお届けします(*^-゚)vィェィ♪


 INJのメールマガジンをご愛読いただいているみなさまはご存知のとおり、なんと!KEIKOがこのイベントで歌ってきましたぁぁぁ!ヘ(^0^ヘ)(ノ^―^)ノ。今回ひょんなことからイベント参加のお話をいただいたのは1週間前。時間もないのですでに出演が決まっているインドネシアンポップスを演奏予定のインドネシア人バンドに加えてもらうことになりました。(バンドのみんなありがとー♪)
 



タイミングピッタリの子供たちのアチェダンス。
きっとたくさん練習したんでしょうね。
 彼らとの初顔合わせは本番5日前。
当日のイベント会場であるバライインドネシアの校長先生がお歌いになる2曲も彼らが演奏するため、校長先生も練習に参加され、校長先生、メンバー、そしてKEIKOと大いに盛り上がり、長年一緒にバンド活動を続けてきたかのようにすっかり意気投合(*^o^)/\(^-^*)。前夜のたった一度の練習で本番をむかえるというヘビーなスケジュールでしたが、そこは仲良しパワーで乗り切りいざ本番へ!

 スケジュールによると、イベントは10時から16時まで。午前中はインドネシア人の子供達よる踊りや劇があり、私たちの出番は午後。10:30過ぎに会場に着くとまだステージのセッティング中で、何時に始まるの?状態。やっぱりねー(笑)。

 
 30分ほどするとかわいい子供たちの踊りが始まり、(オープニングらしきオープニングがないのもインドネシアっぽい(笑)。) 閑散としていた会場は子供たちの雄姿をビデオに収めようとはりきるお父さんお母さんで満席に。このあたりは日本もインドネシアも同じですね(^o^)。

 きれいな衣装に身を包み、舞う子供たちのかわいいことかわいいこと(*^o^*)。

 演劇もクライマックスの戦闘シーンではすっちゃかめっちゃかになっていましたが、それがまたかわいい♪「Lucu〜♪(きゃわゆい)」を連発しまくっちゃいました。


ムラワック舞踊(だと思います)。
衣装もとてもきれいで優雅な踊りでした。
すごくかわいらしかった♪



独立記念日をテーマにした演劇。
子供が一生懸命おじいさんのフリを
しているのがとてもかわいらしかった。
 ところで私たちの出番はいったいいつなのかしら?とキョロキョロしていると進行役のスタッフと話をしている校長先生を発見。お声をかけてみるとなにやらもめている様子。
 「外で子供のイベントをやってる時間にバンド演奏するのはダメだ。観客が分散しちゃうじゃないか。子供のイベントはステージが終わってからにしなさい。」スケジュールに校長先生からダメ出しが入り、急遽スケジュール変更。
 やはり校長先生もお歌いになる時に観客が多い方が気持ちいいですものね。うんうん。わかりますわかります。でも、そういうのって事前に考慮してスケジュール決めるものでは??と若干の疑問を感じながらも、ここはインドネシア。こういうものよねー。そうそう。と妙に納得。


 そんなこんなで、いつステージに立つのかさっぱりわからないままイベントが流れていきます。やっぱりステージに立つ前に一応お化粧なおしとかしたいじゃないですか。(女性ならわかってくれますよねー。このせつない乙女心(笑))いったい出番はいつなのぉ?? ・゚・(ノД`)・゚・メンバー達の姿も見当たらないし、どこで何やっとんねん。

 うろうろしていると音楽室でまったりとたむろしているメンバー達を発見。中に入ると狭い室内にメンバーの友達や、友達の友達(笑)や、今日友達になった友達(笑)のインドネシア人がところ狭しとゴロゴロ。あぁ、ちょっと懐かしい光景(笑)。インドネシア大学時代にこういう風に何をすることもなくみんなでたむろっておしゃべりしていたジャワガムランルームを思い出します。「どうも〜。KEIKOでーす」と新顔のみなさん一人一人と握手するも、なかなか名前覚えられん( ;゜▽゜)。愛すべきメンバー達はというと、ヘッドホンで演奏予定曲を聴きながら楽器片手に練習中。インドネシア人がたまに見せるこういう真面目な一面をみると、結構ほだされちゃうんですよね〜。あぁ、いいヤツだぁ(o^-^o)。

 それはそうと、私たちの出番はいつ?と聞くと、たぶん次の次くらいかなと。次の次くらいっていつ〜o(;△;)oと、結局わからないまま。一人でヤキモキしていても仕方ないので、見に来てくださった生徒さん達と合流し外に出ているインドネシア料理の屋台を探索。sate ayam(鶏の串焼き)とlontong(ちまき)とインドネシアの定番、砂糖たっぷりのアイスジャスミンティーを堪能し、涼を求めて会場にもどるとなんとメンバーがすでにセッティング中。
 なにぃ〜\(@O@)/。いったいいつの間に!っていうか、もう出番〜?どうなっとるんじゃぁ。と化粧なおす間もなく・゚・(ノД`)・゚・大慌てでステージへ駆け上がるも、私の出番は3曲目から。生徒さん達がいる客席で待機することに。男性ボーカル兼ギターのUdjo(ウジョ)の紹介のもと、やっとこさKEIKO登場(*^-゚)vィェィ♪。
 軽くインドネシア語でご挨拶の後、まずはソロで一曲。一回しか練習できなかったけど、なかなかいい出来じゃないかしらん♪と自我自賛していると、なんと客席のインドネシア人からお花のプレゼント\(o⌒∇⌒o)/。

デュエット曲「Rumah Kita(私たちの家)」
ごくごく普通で何もないけど、ここが安らげる
僕たちの家なんだ〜というような曲。
この日本も彼らにとって安らげる家
であってほしいものです。


校長先生とのデュエット。
インドネシアの若者のヒット曲を熱唱。
校長先生もお若い!
 きゃーと喜んでいると、茎に丸いものがぶら下がってます。ナント!花じゃなくてプチトマト\(@O@)/(笑)。しかもまだ熟してないし。これどこの畑からとってきたんですかーε=(>ε<) プッー!というわけで2曲目からはプチトマトがぶらさがった茎も持って熱唱(笑)。

 バライインドネシアの校長先生とのデュエット2曲の後、Udjoとのデュエットで大盛況にて終了〜。イベントの閉会式(そんなのないと思いますが(笑))にみんなで歌う歌の演奏もお願いしたいから帰らずに待ってるようにと言われ、続いて演奏した日本人バンドの演奏を楽しみながら、客席で歓談。

 



 しかし、インドネシアの本領発揮はこれから!
日本人によるダンドゥッドバンド演奏にむけて、客席を後ろにずらしダンススペースを設置。演奏が始まるやいなや、観客が踊るわ踊るわ踊るわ、とにかく踊りまくりの大盛り。イベント終了予定の16:00を過ぎても演奏も踊りも全くやむ気配がなく、みなさんとてもお楽しみです。

 盛り上がっている様子をみるのはとても楽しいのですが、最後の演奏のために残っている私たちは帰るに帰れず、途方にくれて待つばかり・・・C= (-。- ) 。すると、校長先生がステージにあがり「そろそろ時間だから、みんなでSatu Nusa Satu Bangsa(最後にみんなで歌いたいという主催者側からのリクエスト曲。KEIKOが参加したバンドで演奏予定)歌うか、引き続きダンドゥッドを踊るか選んでー」\(@O@)/エッ?ちょっと待って。選んでって、そんなのアリですか?そりゃぁ、みなさんダンドゥッド選ぶに決まってるじゃないですか。


インドネシア人はみんなダンドゥッドが大好き。
見事な踊りっぷりです。


今回一緒に演奏したバンドメンバーと一緒に。
左からボーカル&ギターのウジョ。
ギターのイファン。ベースのディキ。
ドラムのダダン。
前列はお手伝いしてくれたヤンヤン。
みんなとってもいい人達でした。

 予想通りダンドゥッド続行となり私たちはお役ゴメン。しかもステージのヤリトリでそれを知らされるという状態(笑)。さすがのうちのバンドメンバーも「主催者側の依頼で予定外の曲を一生懸命練習したのにそりゃないよヾ(`ε´)ノヾ」とご立腹。

 あぁ、でもこれがインドネシアなのよね。仕方なくトボトボ撤収。最後の最後までいろいろな意味で「インドネシア」を満喫させていただきました(笑)。



 なんだかんだ言っても新たなバンド仲間とつちかえた友情、そして独立記念日という日をインドネシア人と共にお祝できたことは至上の喜び(≧ε≦)ノ。疲れた体を引きずって歩く目黒駅までの道すがら、メンバー達と交わしたたわいもない会話ですら愛しく感じます。遠い日本で生活するインドネシア人の苦労と寂しさを間近で感じた一日でもありました。彼らが少しでも多くの楽しい思い出をこの日本でつくれるといいなぁと心から思うKEIKOです。



次号は本編にもどって引き続き我が子(本)の活躍をご披露したいと思います。KEIKOの親バカどこまで〜(笑)

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