ホテルやモールに飾られている大きなクリスマスツリーはクリスマスを過ぎても元旦まで飾られています。 |
日本では「冬休み」「年末年始」といえば一大イベントですが、インドネシアでは特に大きなイベントではなく、そちらよりも宗教上のお祭りを盛大にお祝いします。例えばイスラム教であれば断食(Ramadanラマダン)明けの大祭Lebaran
レバラン。これは日本で言うなら「盆・暮れ・正月がいっぺんに来た」ようなおめでたい日(=^0^=)。世界中のイスラム教徒がこの日を祝います。そしてキリスト教であればクリスマスイブ&クリスマス。キリスト教徒は教会で祈りを捧げた後、家族や大切な人と時間を過ごします。
こういった宗教上のイベントを見ているとインドネシア人にとっていかに宗教が大切なものかが判るような気がします。インドネシア人の友人に、一般的な日本人はお正月は神社(神道)にお参りし、クリスマス(キリスト教)をお祝いし、亡くなったらお寺(仏教)に埋葬される、と話すと「Tidak
masuk akal !(そんなこと考えられない!(>0<))」ととってもびっくりしますもの(´〜`ヾ)
ぽりぽり・・・。
そんなインドネシアでお正月を過ごしたKEIKOでしたが、日本と決定的に違うなぁと思うのは盛り上がりが「一点集中型」なこと。日本の場合「もういくつ寝るとお正月」と歌にもあるように数日前からお正月を楽しみに待ち、「三箇日」という言葉があるように1月3日くらいまではお正月ムードが続きますよね。しかしインドネシアでは盛り上がるのはまさに大晦日から元旦に変わるその数時間。そもそも年末年始休暇なるものは存在しないので大晦日まで仕事をし、元旦に新年をお祝いしたら1月2日からまた仕事。数日前から道端にインドネシアのお正月名物の紙をきれいにラッピングして作ったラッパ売りが現れ街中が少しずつお祭り気分になってはいくものの、割りとあっさりしています。しかぁぁぁし!!その代わりカウントダウンの盛り上がりはハンパじゃありません(≧ε≦)ノ
。大晦日の夕方になると、初日の出を見るためにアンチョールの港へ向かう車で道路は大渋滞。いつも渋滞しているジャカルタですが、その比ではありません。 |