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KEIKOのとにかくインドネシア！ Pokoknya Indonesia! Vol. 4 日本のキャラクター、インドネシアへ出稼ぎするの巻 ★漫画編 |
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こんにちは。INJ インドネシア語講師KEIKOです。秋。スポーツの秋。芸術の秋。何と言っても食欲の秋（笑）。栗好きな私にはたまらない季節ですo(^o^o)(o^o^)o 。食べたいものがたくさんありすぎて大変（笑）(^〜^)モグモグ。みなさんはどのようにお過ごしですか？ さてさて前回はインドネシアで活躍する日本のアニメについてお話しましたが、今回は「次号ドラマ・バラエティ編へ続く (^。-)-☆」と宣伝したとおりドラマ・バラエティについてお話すると思ったら大間違い（笑）（って、フェイントかい (ノ｀△´)ノ★）。私の得意分野「漫画編」を忘れていました（*＾.＾*）エヘッ。アニメ編に引き続き、先にこちらをご紹介してからドラマ・バラエティ編をお届けします。 と、半ば強引に漫画編スタート(*^-ﾟ)vｨｪｨ♪日本のアニメがインドネシアでインドネシアっぽく（笑）大活躍していることは前回お話したとおりですが、漫画はもっと大活躍しています。日本で人気のある漫画はほとんどインドネシア語に翻訳され、出版されているといっても過言ではないのではないでしょうか。GramediaやGunung Agungなどのローカルの本屋さんでは日本の漫画のインドネシア語版が所狭しと並んでいます。（一般的に丸善や紀乃国屋などの日系の本屋さんではオリジナルの日本語版はありますが、インドネシア語版は置いていません。）日本のオリジナルの漫画本と違い、インドネシア語版は表紙以外の中味が週刊漫画誌と同じようなわら半紙でできており、日本のものと比べると一冊の厚さは半分くらいです。値段はだいたい10,000ルピア前後（110円〜120円）。日本のオリジナルの1/4くらいの値段でしょうか？それでもインドネシアの一般家庭の人にとっては高級品ですね。 そんな漫画の世界でもやはり「インドネシアらしさ」をバッチリ発揮しています。国民の87％がイスラム教徒のインドネシアではメディアによる性的描写について厳しく規制されています。2002年に公開され観客動員数250万人を突破した大ヒット映画「Ada apa dengan Cinta ?」（邦題「ビューティフルディス 」として2005年に日本でも公開されました）がインドネシア初の「キスシーン」がある映画であることをご存知ですか？ そうです。つい数年前までインドネシアのメディアには「キスシーン」すらなかったんですヽ（゜ロ゜；）ノ。そんなインドネシアですから、アニメや漫画でも「裸」が見事にカットされています。裸といっても成年誌に出てくるようなセクシーな絵だけではなく、日本人から見れば「これくらいは問題ないのでは？」と思えるようなシーンも上手にカットされています。
例えば「金色のガッシュベル」。魔界の王を決めるために人間界にやってきた魔物の男の子ガッシュベル君の初登場のシーンはいわゆる「すっぽんぽん」。インドネシア語版の漫画本を見ると、なんと＼(＠O＠)／！！セリフのふきだしを上手に調整して、ちゃんと股間が隠されているではありませんか。第一話ではガッシュベル君が裸のシーンが数コマあるのですが、とても小さなコマまですべてセリフのふきだしや舞い散る紙などで全く違和感なく、実に見事に股間が隠されています。オリジナルの日本版と比べてみないとどこが違うかわからないほど自然な仕上がりです（・o・）。二つを比べるとまるで「間違いを探せ！」ゲームのよう（笑）。「絶対見せるもんか！！」という強い意志さえ感じます。
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